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駿河湾における生態系の保全及び持続的な利活用に関する研究を促進するため、県では、「森は海の恋人」水の循環研究会(R元~R3)で構築した、陸域から流入する栄養塩物質等と駿河湾における植物プランクトン生産量の関係性を推定する「(愛称)スルガベイ・シミュレータ」(以下、「シミュレータ」という。)を活用を希望する研究を募集します。
陸域から海域に至る駿河湾流域全体を包括して再現し、植物プランクトン生産を定量的に推定することができるシミュレーションモデルです。
「陸域モデル」と「海域モデル」の2つのシミュレーションモデルにより構成され、「陸域モデル」とは、株式会社地圏環境テクノロジーが開発したソフトウェア「GETFLOWS」によって動作する駿河湾流域圏を対象とした水循環シミュレーションに関連するデータ
「海域モデル」とは、国立研究開発法人海上・港湾・航空技術研究所港湾空港技術研究所が開発したソフトウェア「伊勢湾シミュレータ」を改良したものによって動作する駿河湾を対象とした海洋シミュレーションに関連するデータのことを言います。
県が開催する審査会で審査の上、決定した支援対象者に以下の支援を行います。
(1)海域モデル実行プログラムの貸与
(2)県が作成済みの海域モデル実行プログラムに使用できる入出力データの貸与
(3)支援対象者が希望する陸域モデルによる解析データ
(4)海域モデル実行プログラムの操作に関する技術的な相談
「スルガベイ・シミュレータを活用した研究支援説明会(R4.8.9開催)」の収録動画をYouTube上にアップロードしましたので参考にして下さい。
説明内容は8月9日時点の想定を踏まえた内容であることから、支援実施の段階で変わる可能性があることをご了承下さい。
また、再生動画の録画はご遠慮下さい。
【動画URL】https://youtu.be/jRyI-yvmTOA(外部サイトへリンク)
収録内容_(動画再生時間:39分58秒)
再生開始時間(目安) |
内容 |
---|---|
0分00秒から |
●イントロダクション 本日の説明内容の紹介等 |
4分40秒から |
●「森は海の恋人」水の循環研究会の概要 研究会の概要(設置趣旨等) シミュレーションモデルの構築、モデル分析でわかったこと |
14分35秒から |
●研究支援のスキーム(案)について(R4.8.9現在) 支援の内容 研究支援の申請方法、スケジュール等 |
22分10秒から最後まで |
●貸与する海域モデル実行プログラムの解説 実行プログラムの概要、運用方法の説明 留意事項等 |
1.募集期間
令和4年9月20日(火曜日)から10月14日(金曜日)まで
2.対象者(次の全てを満たす者)
(1)大学、民間企業、国若しくは地方公共団体、その他機関等で研究を行う者
(2)シミュレータを活用した研究を遂行できると認められた者
支援対象者は、年度末に開催予定の活用報告会で、シミュレータの活用事例や使ってみての所感等を発表していただきます。
3.申請方法
実施要領をご確認いただき、次の2点をメールにて提出先に提出
(1)スルガベイ・シミュレータ利用申請書(様式)
(2)研究計画書等の研究概要がわかるもの(任意様式)
提出先 | 経済産業部水産・海洋局水産資源課 |
メールアドレス | suisanshigen@pref.shizuoka.lg.jp |
スルガベイ・シミュレータを活用した研究支援実施要領(PDF:141KB) |
スルガベイ・シミュレータ利用申請書(様式) |
ご質問等がある場合は、メールまたはお電話にて各担当課にお問い合わせください。
なお、海域モデル実行プログラムの内容等の一部のご質問については、回答までに数日要することがありますので、あらかじめご了承下さい。
ご質問の内容 |
担当課 |
電話番号 |
メールアドレス |
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研究支援全般に関すること | くらし・環境部環境局環境政策課(担当:秋元) | 054-221-3597 | kankyou_seisaku@pref.shizuoka.lg.jp | |
申請書の提出に関すること | 経済産業部水産・海洋局水産資源課(担当:山田) | 054-221-2696 | suisanshigen@pref.shizuoka.lg.jp |
関連リンク
お問い合わせ
くらし・環境部環境局環境政策課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-3597
ファックス番号:054-221-2940
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