新茶シーズン到来!様々なお茶のイベントが開催されました

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ページID1072955  更新日 2025年5月27日

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写真1:世界お茶まつり2025春の祭典開幕式
世界お茶まつり2025春の祭典開幕式

 新茶シーズン到来の風物詩とも言える静岡茶市場の「新茶初取引」や3年に一度開催される「世界お茶まつり」など、県内各地で様々なお茶のイベントが開催されましたので、それぞれの概要を御紹介します。

1 新茶初取引

 新茶シーズン到来を告げる「新茶初取引」が4月18日(金曜)に静岡茶市場で開催され、令和7年の新茶取引が幕を開けました。今年の新茶初取引は、昨年の夏の猛暑と秋口から冬にかけての小雨が影響し、上場した県内産の茶の数量は平年よりも減少したものの、平均単価は過去10年で2番目の高単価となりました。
 また、今年初めての試みとして、競争により価格を決定する「入札販売」が導入され、6点が出品されました。生産者が示した最低落札価格を大きく上回る金額で2点の取引が成立し、会場は新茶の季節を迎えた喜びと活気に満ちていました。

写真2:新茶初取引の様子
新茶初取引の様子
写真3:入札時の様子
入札時の様子

2 世界お茶まつり2025

 「世界お茶まつり」は、歴史と伝統を持つお茶の中心地静岡から、世界に向けてお茶の魅力を発信し、生産振興、需要拡大につなげていくことを目的に開催しています。9回目となる今回は「光輝燦然(こうきさんぜん)! 私のお茶ワールド」をテーマに、1年を通して、様々なお茶の魅力に触れていただきます。
 「春の祭典」では、県内をはじめ、首都圏、関西圏のお茶の体験施設やイベント、お茶の販売店やカフェなどを回遊して楽しむ「新茶フェア」を実施しました。茶園が織りなす美しい景観や、お茶を素材にした料理や菓子、茶摘みやお茶の淹れ方講座など、この時期ならではの茶産地静岡の魅力を体験していただきました。また、小山町の富士スピードウェイホテルにて、海外からのお客様を対象に、急須を用いたお茶の淹れ方講座を開催し、5日間で約100名の皆様にお茶の文化や静岡茶のおいしさを実感していただきました。
 「秋の祭典」は10月23日(木曜)から26日(日曜)に、静岡市のグランシップで開催します。国内外のお茶を味わう茶席や、スイーツとのペアリング、お茶や茶器の購入などが楽しめます。皆様のお越しを心よりお待ちしております。

写真4:茶畑ウォーキング in 牧之原台地
茶畑ウォーキング in 牧之原台地
写真5:訪日外国人へのお茶の淹れ方講座
訪日外国人へのお茶の淹れ方講座

3 献上茶謹製式典

 本県では、毎年、主要茶産地等が交代で、優れた茶園で丁寧に育成した茶葉を手摘みし、仕上げた新茶を皇室に献上する「献上茶謹製事業」を行っています。
 今年度は、藤枝市の2つの有機茶園が献上茶指定園に選ばれ、4月20日(日曜)に藤枝市生涯学習センターにおいて「第67回献上茶謹製事業」の記念式典や手揉み式、茶詰めの儀が執り行われました。この日、静岡県茶手揉保存会の会員が約6時間にわたって手揉み作業をし謹製したお茶は6月頃に皇室に献上される予定です。

写真6:献上茶謹製式典の様子
献上茶謹製式典の様子
写真7:献上茶謹製の様子
献上茶謹製の様子

内容に関するお問い合わせ

 静岡県経済産業部農業局お茶振興課お茶振興班
 住 所:〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
 電話番号:054-221-2674
 Eメール:ocha-shinko@pref.shizuoka.lg.jp