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静岡県では、平成23年2月、中長期的な指針や将来像、今後の施策の方向や具体的取組などを示す、新しい総合計画を策定しました。
計画は、おおむね10年間の「基本構想」を描き、これをホップ、ステップ、ジャンプで実現していくため、当初4年間の具体的な取組を「基本計画」としてまとめました。
計画の基本理念として「富国有徳の理想郷“ふじのくに”づくり」を掲げ、有徳の人材を育て、物心ともに豊かな社会を築き、地域主権に向けて自立の基礎を固めることで、「住んでよし訪れてよし」、「生んでよし育ててよし」、「学んでよし働いてよし」の理想郷の実現を目指していきます。
富士山は日本の最高峰というばかりでなく、古くから信仰の対象としてあがめられ、詩歌や絵画などの芸術文化の源泉として愛され、清らかな水を恵んで生命を育む神のごとき存在として尊ばれ、人々の心を惹きつけてきました。
「美の文明」のシンボルであり、「和の文明」を象徴する富士山を擁する私たちの大地は、一国に匹敵する人口や経済力を備えるとともに、ヒト、モノ、大地といった日本の縮図とも言うべき「場力(ばのちから)」を有しており、ポスト東京時代の地域自立の新モデルを築く気概をもって地域づくりに挑みます。
<富国有徳>
徳のある人々が物心ともに豊かに暮らす地域を目指し、文化の持つ魅力、すなわち文化力を高め堅実な経済成長を図ること、富士山のように「豊かに廉直に生きること」を示しています。
<ふじ>
「富士」は、物の豊かさと心の豊かさを示すとともに、歴史を遡ると、不老長寿のシンボルとしての「不死」、オンリーワンを表す「不ニ」など、様々な漢字があてられており、こうした多様な意味を込め、平仮名で「ふじのくに」と表しました。
【静岡市清水区吉原からの富士山】
(1)“ふじのくに”づくりの道筋の明確化
(2)目標(数値目標)の明示
(3)工程表の記載
1計画の基本方針
<基本理念>富国有徳の理想郷“ふじのくに”づくり
<目指す姿>「住んでよし、訪れてよし」「生んでよし、育ててよし」「学んでよし、働いてよし」の理想郷
2“ふじのくに”づくりの戦略体系
3県民幸福度の最大化に向けた重点取組
4地域づくりの基本方向
静岡県総合計画「富国有徳の理想郷“ふじのくに”のグランドデザイン」基本構想全文(PDF:1,017KB)
〔基本構想〕をホップ、ステップ、ジャンプで実現していくための、当初4年間の具体的な取組を明らかにしました。
≪“ふじのくに”づくりの戦略体系≫【】は行政分野
○「命」を守る危機管理【危機管理】
〈“ふじのくに”の徳のある人材の育成〉
○「有徳の人」づくり【教育】
○「憧れ」を呼ぶ“ふじのくに”づくり【文化・観光】
〈“ふじのくに”の豊かさの実現〉
○一流の「ものづくり」と「ものづかい」の創造【経済産業】
○「和」を尊重する暮らしの形成【くらし・環境】
○「安心」の健康福祉の実現【健康福祉】
〈“ふじのくに”の自立の実現〉
○ヒト、モノ、地域を結ぶ「基盤」づくり【交通基盤】
○「安全」な生活と交通の確保【防犯・警察】
○地域主権を拓く「行政経営」【行政経営】
お問い合わせ
知事直轄組織政策推進局総合政策課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-2145
ファックス番号:054-221-2750
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