「ふじのくに生物多様性地域戦略推進パートナーシップ協定」に基づく生物多様性に関する環境保全活動(3)
特定非営利活動法人里山会公文名ファイブ、株式会社静岡銀行、「小さな親切」運動静岡県本部が、協定に基づき、第1回目の生物多様性の保全活動を行いました
令和7年6月14日(土曜)に、裾野市公文名で初回の保全活動が行われました。(特定非営利活動法人里山会公文名ファイブ主催)。
この活動は、ふじのくに生物多様性地域戦略推進パートナーシップ協定締結後初めての活動で、里山会公文名ファイブ、株式会社静岡銀行(裾野支店)、「小さな親切」運動静岡県本部、及び静岡県の、約20名が参加者しました。
【水田周辺の生き物観察】
前半は、公文名ファイブが借り受けている4面の水田の周辺の水路等で生き物を採集しました。
水田にはオタマジャクシがたくさん泳ぎ、水路ではカエル、ドジョウ、ハヤ、アメリカザリガニ、ヤゴなど、あぜ道ではオケラを採集できました。
周りには耕作放棄地もあり、雑草が繁茂しています。
里山会公文名ファイブの志田副理事長から、
「田畑で耕作が行われることや水路がコンクリート張りにならないことで守られる生物多様性がある」との説明があり、参加者は童心に帰って生き物観察しつつ、生物多様性を実感していました。
【水田の除草作業】
水田の保全のため、除草作業を行いました。水田に入れる人は直接の除草作業、入れない人はチェーン除草を実施しました。
チェーン除草は、チェーンを垂らしたパイプをあぜ道から引くことで芽を出そうとしている雑草を除去する方法で、水田の両脇から引き合って作業しました。
里山会公文名ファイブでは、環境保全活動(趣味、遊び)として稲を栽培しているので、除草剤等の農薬を使わないことにチャレンジしているとのです。
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