更に、『外国人及び日本人が能力を発揮し活躍する』ために、「外国人の子どもの教育環境の整備」「社会参画の促進」「働きやすい環境の整備」を施策の柱と位置付け、取組を強化いたします。
具体的には、「外国人の子どもの教育環境の整備」に向けて、全ての外国人の子どもの就学状況等を調査し、実態を把握するとともに、市町と連携を図りながら、日本語指導コーディネーターを支援対象校に派遣するなど、就学の促進に取り組みます。
「社会参画の促進」に向けては、外国人県民が主体的に、自治会等が行う地域活動に参画できるように、活動の先進事例や成功事例の情報発信などに取り組みます。
「働きやすい環境の整備」に向けては、企業等における「やさしい日本語」の研修会の開催により、職場内のコミュニケーションの円滑化に取り組んでまいります。
「外国人よし」「地域よし」「企業よし」の三方よしの多文化共生社会の実現に向けては、計画した施策を実効性高く推進していくことが求められます。国、市町、外国人支援団体等に加え、企業で働く外国人県民にもしっかりと施策が届くよう、企業との一層の連携・協力体制の構築も進めながら、
“言葉の壁と心の壁のない静岡県”の実現を目指してまいります。
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