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ホーム > 県政情報 > 県政総合 > ようこそ副知事室へ > 副知事 出野勉 > 出野副知事コラム > 第25回『ウクライナからの避難者を支援しています。』

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更新日:令和4年6月9日

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出野副知事コラム

第25回『ウクライナからの避難者を支援しています。』

本年2月にロシアによるウクライナへの軍事侵攻が開始されてから、3か月余りが経過しました。この間、ウクライナの皆様は私たちの想像が及びもつかない苦しみを受けられていると思うと心が痛みます。また、民間人を含む多くの方の命が失われたことに、心から哀悼の意を表します。

 

さて、静岡県には、30人程のウクライナ国籍の方が暮らされていますが、ご親族や知人等であるこれらの方々を頼って、5月30日現在、5組12人の方々がウクライナから静岡県内に避難されています。

 

県では、軍事侵攻の拡大とともにウクライナから多くの方が続々と国外に避難されている状況を踏まえ、3月15日に住宅、生活物資、雇用など避難者の受入れに関する相談窓口を開設しました。また、避難者への公営住宅の提供の準備に取りかかるとともに、避難先として受け入れ準備を進める市町や支援団体、民間企業等と連携し、避難者に寄り添う支援体制づくりに取り組んでいます。

 

相談窓口には、日々、避難者を受け入れる際の具体的な支援内容についての相談や、住居や生活物資を提供したいといったお申し出など、県民の皆様から多くの温かい支援の声をいただいています。

 

こうした、行政と個人の方々を含めた民間の皆様との連携により、本県に避難された方々は、避難者のご親族の居宅や、公営住宅にお住まいになっています。

また、食料に関しては、静岡県共同募金会との連携による食品を無償で提供するフードバンク事業や民間事業者の御協力による食品提供の支援を行っています。

更に、避難者が最初に直面する課題である「言葉の壁」を解消するために、篤志家の方や民間事業者から音声自動翻訳機(ポケトーク)を寄贈いただいたので、これを避難者の方々にお配りし、日々の生活に役立てていただいています。寄贈してくださった方々の善意に感謝いたします。

 

(株)Aizawa Corporationによるポケトーク贈呈

 

そのほか、民間の支援組織として、県ボランティア協会や市民活動団体が連携し「ウクライナ希望のつばさSHIZUOKA」を4月1日に立ち上げました。この組織では避難者支援のために募金活動を行い、避難者に生活一時金等を支給しているほか、避難者と静岡県内で生活されているウクライナ国籍の皆さんと交流を図ることを目的に、6月12日(日曜日)に「希望のつばさ交流会」を開催する予定です。県、静岡市、浜松市もこうした支援活動に一緒に取り組んでいます。

 


「ウクライナ希望のつばさSHIZUOKA」についてはこちら↓
https://kiboutsubasa.jp/

 

また、県民の皆様におかれましては、このたびの軍事侵攻により困難に直面する避難者の方々に想いを馳せ、募金活動への協力など、それぞれができる支援をしていただいておりますことに、この場をお借りして感謝申し上げます。

 

静岡県には様々な国籍、人種、性別、障がい、価値観等のある多様な県民の皆さんが暮らしています。全ての方々が、静岡県に共に暮らす仲間としてお互いを認め合い、困ったときは助け合える、誰一人取り残さない静岡県を目指してまいりますので、引き続き御協力をお願い申し上げます。

 

 

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