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更新日:令和4年9月30日

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出野副知事コラム

第29回『静岡県消防学校視察』

第29回出野副知事コラム19月9日(金曜日)、静岡市清水区JR興津駅が最寄りとなる静岡県消防学校の現状視察に行ってきました。

消防学校は、消防組織法の規定により、県が設置管理、運営を行う施設であり、県内の消防職員や消防団員などに、消防の責務を正しく認識していただくとともに、人格形成、専門的な知識・技術の習得、体力錬成といった教育訓練を行っています。

 

4月~9月までの年度前半は、政令市、各市町で採用された新任消防士の初任科教育を行い、10月以降の年度後半においては、消防組織のリーダーたる幹部に特化した研修、救助、警防、救急といった専科教育、地域で活躍される消防団の皆さん、民間企業の皆さんを対象とした訓練を実施していきます。

話を聞いた校長室には、その年間計画が大きなパネルに掲示されておりました。

 

消防学校は、入寮生活を基本としており、学生達は月曜日から金曜日まで寝食をともにして訓練に励みます。

したがって、週末は自宅へ戻りますが、本年度は、新型コロナウイルス対策として、入寮日の月曜日には全員が抗原検査を行い、感染対策を徹底しています。

施設内には宿泊棟のほか、屋内訓練場、トレーニング室、食堂等の施設が整えられており、初任科の学生達は入校から修了を迎えるまでには、体つきも見違える様に変わるそうです。

 


屋内訓練場

 


トレーニング室

訪問した当日は、修了を控えた初任科の学生達が、半年間の訓練成果を学校長に披露する「実科査閲」に向けた準備をしているところでした。現在、初任科学生は95名、うち女子学生が11名在籍しています。基本的に訓練は男女区別無く行われます。

広域災害を想定した夜間30kmの強歩訓練や重さ10kg近くになる防火服を来たままのランニングなど体力が物を言う訓練では、体調不良等により、リタイアしてしまう学生もいたそうです。

ただし、男女はもちろん、個人個人で体力に差があることは当然です。その中で、自分の限界を知り、役割を分かち合い、チームとして安全・確実な活動を行うことが大切。と学校側は考えているとのことでした。

 

 


左端宮田教務課長

近年、地球温暖化等の影響により、予想を超える規模の自然災害も発生しており、その災害への対応も頻発、また、高度化しています。県民の生命、財産を守り、生活に安心感を抱かせてくれる消防士の育成の重要性を改めて感じるとともに、初任科学生の皆さんが、各所属に戻り、1日も早く貴重な戦力となることを願っています。

 

 

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