ecole(エコール)

ツイッターでツイート
フェイスブックでシェア
ラインでシェア

ページID1048228  更新日 2025年7月25日

印刷大きな文字で印刷

写真:ecole(エコール)

登録番号
1709
登録番号(NETIS)
KT-130096-A(掲載終了)
評価結果
レベル3
区分
材料
新技術名称
ecole(エコール)
副題

施工性改善型アスファルト混合物

従来技術名称
加熱・再生アスファルト混合物
問い合わせ先

前田道路株式会社
0545-33-0627

概要

本技術は、専用特殊装置によりアスファルトを泡状化するという機械式フォームド技術を用いて製造するフォームドアスファルト混合物である。高温のアスファルトに微量の水を添加・混合することで、急激な水蒸気化とともに、アスファルトをフォームド化する。フォームド化したアスファルトは、見掛けの粘性が低下し混合性が向上するため、通常より混合温度を下げて製造が可能である。また、アスファルト内に残存した微細泡(マイクロバブル)がベアリングとして働き、骨材の動きをスムーズにして締固め性が向上する。よって、アスファルト混合物を用いる舗装工事において通常温度で使用すれば、施工性改善、また、製造・施工温度を低減すれば中温化舗装として、作業環境・地球環境の改善効果が期待できる。

活用に当たっての留意事項

(設計上の留意点)

基本的には通常の新規・再生加熱アスファルト混合物の適用に準拠するものであり、施工性改善型としての使用においては特に留意事項はないが、中温化舗装として適用する場合は、適用する混合物ごとに製造・施工(締固め)において低減可能な温度条件を設定するための確認試験が必要である。

(設計上の留意点)

現在(2020年7月)、静岡県内でLEABが製造できる対応工場は東部地区にある富士合材工場のみであるため、使用は当該工場から運搬できる範囲に限られる。

適用可能な箇所
  • 現場・自然条件:通常のアスファルト舗装と同様
  • 適用範囲:早期交通開放を要する現道舗装工事または温度低下による施工性の低下が懸念される橋面舗装や薄層舗装、寒冷期施工における施工性改善として有用
新技術概要説明資料

PDFファイルをご覧いただくには、「Adobe(R) Reader(R)」が必要です。お持ちでない方はアドビ株式会社のサイト(新しいウィンドウ)からダウンロード(無料)してください。

このページに関するお問い合わせ

静岡県建設技術監理センター
〒421-0122 静岡市駿河区用宗1丁目10-1
電話番号:054-268-5004
ファクス番号:054-258-6030
maetouroku@pref.shizuoka.lg.jp