土木泥水再利用システム
- 登録番号
- 1792
- 登録番号(NETIS)
- KT-200041-A
- 評価結果
- レベル2
- 区分
- 工法
- 新技術名称
- 土木泥水再利用システム
- 副題
矢板工事等で使用する水(ウォータージェット等)を再利用する。泥水を発生した場所で、水と泥土に分離し、廃棄物の削減、経済性・施工性の向上が行える。
- 従来技術名称
- 泥水を産業廃棄物としてバキューム車等で収集・運搬して処分
- 問い合わせ先
セイスイ工業株式会社
043-312-0895- 概要
本技術は、土木泥水再利用システムで、従来技術では発生した泥水は産業廃棄物処理されていた。本技術の活用により、工事による汚泥等の廃棄物の総量の削減、汚泥の沈殿処理の待機時間がないため、経済性・施工性の向上が図れる。従来、産業廃棄物処理していた泥水を、現場にて泥土と水に分離し、分離した水を連続的に再利用できるように変えた。
- 適用可能な範囲
濃度3,000~250,000mg/L、比重1.01~1.15、pH5~11の凍結していない泥水。 - 特に効果の高い適用範囲
濃度5,000~150,000mg/L、比重1.01~1.10程度の泥水(5,000mg/L以下の濃度になると濁水処理工などで分離処理が難しくなり、削減効果が低下するため)
現場内で汚泥の天日乾燥を行い再利用できるのであれば、さらなる廃棄量を削減できる。
- 適用可能な範囲
- 活用に当たっての留意事項
(設計時)
機材運搬道路の幅2.5m×高3.5mが必要。寒冷地では機材の要凍結対策。設置・撤去に必要なクレーンや運搬車両の設置面積が必要。工事終了後に使用水廃棄に濁水処理またはバキューム車が必要。システム機材は千葉県から出荷。
(施工時)
運転調整、薬剤の溶解作業等は1.~3.に注意。眼に入った場合は直ちに清浄な流水で洗眼し、医師の受診。皮膚や粘膜に接触した場合、流水及び石鹸でよく洗浄。
- 作業中は保護メガネ、防塵マスク、ゴム手袋を必ず着用。
- 適用可能な箇所
(適用できる条件)
- 現場条件(処理量・設置面積・使用電力):5立方メートル/h・10平方メートル・80A、10立方メートル/h・15平方メートル・100A、15立方メートル/h・25平方メートル・120A・2.5×3.5m、20立方メートル/h・25平方メートル・180A、30立方メートル/h・30平方メートル・240A、40立方メートル/h・40平方メートル・350A及び機材運搬道路の幅2.5m×高3.5m
- 自然条件:水温5℃以上
- 適用可能な範囲:濃度3,000~250,000mg/L・比重1.01~1.15・pH5~11・未凍結
- 特に効果の高い適用範囲:濃度5,000~150,000mg/L・比重1.01~1.10の泥水
- 新技術概要説明資料
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このページに関するお問い合わせ
静岡県建設技術監理センター
〒421-0122 静岡市駿河区用宗1丁目10-1
電話番号:054-268-5004
ファクス番号:054-258-6030
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