マンホール蓋交換可視化工法 (クイックカッター工法)
- 登録番号
- 1756
- 登録番号(NETIS)
- QS-210004-A
- 評価結果
- レベル2
- 区分
- 工法
- 新技術名称
- マンホール蓋交換可視化工法(クイックカッター工法)
- 副題
マンホールの鉄蓋の交換工事において、無線カメラ付きの円形カッターをバックホウのアタッチメントとして装着し、アスファルトやコンクリートを切断し、鉄蓋段差調整を行い復旧材料に超速硬型高流動性無収縮グラウト(AQCグラウト)を使用した鉄蓋交換工法
- 従来技術名称
- 舗装版切断工、路盤工、蓋設置
- 問い合わせ先
アクアインテック株式会社
0537-25-7542- 概要
鉄蓋交換作業について、円形カッターによる舗装切断と高性能グラウトによる埋め戻しを使用し、転圧作業を不要とした上で、従来工法より品質と施工性を改善した技術である。従来工法に対して施工範囲の縮小と早期の交通開放、地盤沈下の防止を目的としている。
従来は、多角形形状に舗装の切断・取り壊しを行い、作業後に埋戻し土及び路盤材の転圧・仮復旧、自然転圧期間(30日程度)を経て、路盤再調整・表層工を実施していた。
上下水道・通信設備等のマンホール鉄蓋の撤去・交換工事に適用可能である。
施工範囲を小さくする場合や、交通影響等の関係で短時間の施工を必要とする場合、現場間の小運搬を数多く行う場合の適性が高い。- 活用に当たっての留意事項
- 円形カッターは対象構造物の形状寸法を考慮したうえで選定を行う。
- 埋め戻し材は超速硬型高流動性無収縮モルタル「AQCグラウト」を使用する。AQCグラウトにはQタイプとSPタイプの2種類があり、硬化時に発生する反応熱の蓄積によるクラックを抑制・低減する為、4袋(100キログラム)以上を使用する場合はAQCグラウトSPを使用する。他の埋め戻し・充填材を使用する場合は、施工条件(埋め戻しスペース、発熱量、硬化速度等)を考慮したうえで、製品を選択すること。
- 適用可能な箇所
- 現場条件:円形カッター径φ350~1,600、深さ500mm以下の垂直切断。バックホウ0.1立方メートル~0.2立方メートルクラス超小旋回式、作業範囲の他に、重機・資機材運搬用の2tトラックを含め50平方メートル(3.0×16.5)程度の作業ヤードの確保。
- 自然条件:降雨時以外(舗装切断は降雨時でも可)、バックホウの作業が行えない斜面。
- 適用範囲:早期の道路開放を必要とする施工条件
- 新技術概要説明資料
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このページに関するお問い合わせ
静岡県建設技術監理センター
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