ビーズリンガーネット
- 登録番号
- 1782
- 評価結果
- レベル3
- 区分
- 工法
- 新技術名称
- ビーズリンガーネット
- 副題
落石エネルギー吸収装置を設置した高エネルギー対応ポケット式落石防護網
- 従来技術名称
- 従来型ポケット式落石防護網
- 問い合わせ先
株式会社ライテク
052-789-1035- 概要
- 何について何をする技術なのか?
落石対策工の落石防護工となる防護網で、横ロープに緩衝機構となるビーズリング(緩衝リング)・KT装置(緩衝装置)を設置し、滑車構造で連続された吊ロープとのトリプル緩衝機能により、ワイヤーロープとアンカーへの負担を軽減し、大規模落石エネルギー(E=2100kJ)を吸収する技術である。
また、支柱間隔を従来工法の4倍となる12mとし、落石直撃の確率が軽減されると共に支柱高さを変化させ、のり面の凹凸に対応した施工が可能。 - 従来はどのような技術で対応していたのか?
従来型ポケット防護網(E=150kJ)で対応。 - 公共工事のどこに適用できるのか?
- 道路災害防除(落石対策)
- 急傾斜地崩壊防止
- 砂防、治山事業
- 落石災害の危険性がある工事での安全対策
- 何について何をする技術なのか?
- 活用に当たっての留意事項
設計時
- 現地調査に基づき、落石が防護網を飛び越えないような支柱高さと位置の選定及び、落石エネルギーを算定し可能吸収エネルギー以下かの確認をする。
- 落石をネット下部より取り除ける事が可能であること。
施工時
- 地山条件に適合したアンカーを採用する。
- 支柱の芯出しによる設置位置及び支柱高さの確認を行う。
- アンカーの位置の確認及び耐久確認を行う。
- 適用可能な箇所
- 落石エネルギー2100kJ程度以下である場合
- 最低設置延長9m×2スパン=18m(250~1300kJタイプ)、9m×3スパン=27m(2100kJタイプ)
- 新技術概要説明資料
PDFファイルをご覧いただくには、「Adobe(R) Reader(R)」が必要です。お持ちでない方はアドビ株式会社のサイト(新しいウィンドウ)からダウンロード(無料)してください。
このページに関するお問い合わせ
静岡県建設技術監理センター
〒421-0122 静岡市駿河区用宗1丁目10-1
電話番号:054-268-5004
ファクス番号:054-258-6030
maetouroku@pref.shizuoka.lg.jp