ビーズリンガーネット

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ページID1048301  更新日 2025年7月25日

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登録番号
1782
評価結果
レベル3
区分
工法
新技術名称
ビーズリンガーネット
副題

落石エネルギー吸収装置を設置した高エネルギー対応ポケット式落石防護網

従来技術名称
従来型ポケット式落石防護網
問い合わせ先

株式会社ライテク
052-789-1035

概要
  1. 何について何をする技術なのか?
    落石対策工の落石防護工となる防護網で、横ロープに緩衝機構となるビーズリング(緩衝リング)・KT装置(緩衝装置)を設置し、滑車構造で連続された吊ロープとのトリプル緩衝機能により、ワイヤーロープとアンカーへの負担を軽減し、大規模落石エネルギー(E=2100kJ)を吸収する技術である。
    また、支柱間隔を従来工法の4倍となる12mとし、落石直撃の確率が軽減されると共に支柱高さを変化させ、のり面の凹凸に対応した施工が可能。
  2. 従来はどのような技術で対応していたのか?
    従来型ポケット防護網(E=150kJ)で対応。
  3. 公共工事のどこに適用できるのか?
    • 道路災害防除(落石対策)
    • 急傾斜地崩壊防止
    • 砂防、治山事業
    • 落石災害の危険性がある工事での安全対策
活用に当たっての留意事項

設計時

  • 現地調査に基づき、落石が防護網を飛び越えないような支柱高さと位置の選定及び、落石エネルギーを算定し可能吸収エネルギー以下かの確認をする。
  • 落石をネット下部より取り除ける事が可能であること。

施工時

  • 地山条件に適合したアンカーを採用する。
  • 支柱の芯出しによる設置位置及び支柱高さの確認を行う。
  • アンカーの位置の確認及び耐久確認を行う。
適用可能な箇所
  • 落石エネルギー2100kJ程度以下である場合
  • 最低設置延長9m×2スパン=18m(250~1300kJタイプ)、9m×3スパン=27m(2100kJタイプ)
新技術概要説明資料

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このページに関するお問い合わせ

静岡県建設技術監理センター
〒421-0122 静岡市駿河区用宗1丁目10-1
電話番号:054-268-5004
ファクス番号:054-258-6030
maetouroku@pref.shizuoka.lg.jp