強靭防護網

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ページID1048226  更新日 2025年7月25日

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写真:強靭防護網設置の様子

登録番号
1707
評価結果
レベル3
区分
工法
新技術名称
強靭防護網
副題

強靭構造(高強度金網、ロープ、緩衝装置使用)の高エネルギー吸収型ポケット式落石防護網工

従来技術名称
従来型ポケット式落石防護網
問い合わせ先

株式会社シビル
025-284-2428

概要
  1. 何について何をする技術なのか?
    道路土工構造物の斜面安定施設の落石防護施設に位置付けられ、落石対策便覧の性能検証法に準じた実規模実験で衝突エネルギー2785kJの捕捉性を確認した、高エネルギー吸収型ポケット式落石防護網である。斜面上に設置した支柱により落石の入口となる開口部(ポケット)を設けて斜面下方を覆うように設置することにより、斜面上方からの落石に対応が可能。高強度な金網、ワイヤロープ、緩衝装置を有し、ロープを主体としたロープタイプと、金網を主体としたネットタイプがある。
  2. 従来はどのような技術で対応していたのか?
    従来型ポケット式落石防護網(適用可能な最大落石エネルギーは150kJ)
  3. 公共工事のどこに適用できるのか?
    落石が発生、若しくは、落石の発生が予測される箇所
活用に当たっての留意事項

(設計上の留意点)

  • アンカー設置個所の地盤条件を明らかにする必要がある。
  • 最大積雪深さが2.0mを超えないことを確認する必要がある。

(施工上・使用上の留意点)

設計時に想定したアンカー設置位置の地盤条件が妥当であるかを確認する。

適用可能な箇所
  • 落石エネルギー2785kJ以下
  • 設置延長10m以上
  • 露岩部、土砂部限らず、アンカーの定着が見込めて、かつ人力削孔・機械削孔可能な箇所
  • 支柱の建込が可能な箇所(土砂地盤の場合は沈下防止対策として支柱下部に耐圧プレートを設置する)
新技術概要説明資料

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このページに関するお問い合わせ

静岡県建設技術監理センター
〒421-0122 静岡市駿河区用宗1丁目10-1
電話番号:054-268-5004
ファクス番号:054-258-6030
maetouroku@pref.shizuoka.lg.jp