客土・肥料無し植栽基盤工法
- 登録番号
- 1798
- 登録番号(NETIS)
- KT-190035-A
- 評価結果
- レベル2
- 区分
- 工法
- 新技術名称
- 客土・肥料無し植栽基盤工法
- 副題
ズリを植栽基盤とした工法
- 従来技術名称
- ポット苗工法
- 問い合わせ先
一般社団法人芽苗工法研究会
048-916-2214- 概要
当工法は、植栽基盤から客土や肥料を除いた工法であり、従来工法は植栽基盤に客土・肥料を入れたポット苗工法で対応していた。本技術の活用により、ズリ法面の不陸整整後に直接ズリにマルチングを敷き当方の苗(芽苗)を植え植栽基盤として大きな経済効果を出した。しかし今現在ではコスト削減のみならず地球の温暖化によりCO2削減の目的で、化石燃料を使用せず光の光合成のみで樹木を成長をさせている事からまさにCO2削減樹木と成っておりり又根は、肥料を使用しない事から自身の生命維持の為、養分や水分を自ら強く求めて太く長い根を形成している。この様な事から公共工事についてはズリが出るダム工事やトンネル工事また太くて長い根を生かした、防災工事に有効。
- 活用に当たっての留意事項
- 植栽樹種の選択は、植生図の植生分布図を参考として周辺の自然植生にあるものを優先する。
- 苗は落葉や常緑を7対3位に混ぜて従来工法とは逆に落葉樹を多くする、又苗の本数は芽苗の活着率を考慮して1.5本/平方メートルとする
- 植え付け時は、干害に考慮して直根を折らずに真っ直ぐ伸ばしてそのまま深植えする。
- 植える際根の乾燥を避ける為、間詰め土は山砂を使用する。
- 雨水や雑草の種の浸入を防ぐ為切ったシートの植穴は必ずボンド等で閉め固めをする。
- 植える際最小限の植え穴(直径10センチメートル内外、深さ15センチメートル内外)の逆円錐状の植穴を掘る
- 適用可能な箇所
(適用できる条件)
- 法面勾配は、切土1:1~1:1.5 盛土1:1.8~1:1.20
- 締め固まった砂礫層
- ボタ山
- 新技術概要説明資料
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このページに関するお問い合わせ
静岡県建設技術監理センター
〒421-0122 静岡市駿河区用宗1丁目10-1
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