イーグルホールド工法
- 登録番号
- 1684
- 登録番号(NETIS)
- KK-160056-A
- 評価結果
- レベル2
- 区分
- 工法
- 新技術名称
- イーグルホールド工法
- 副題
ロックボルトとロープ伏工の効果を併せ持つ、地山補強土工と落石予防工の双方の発生源対策を可能にした工法
- 従来技術名称
- 吹付枠工+ロックボルト工
- 問い合わせ先
株式会社テザック
03-3542-8761- 概要
- 何について何をする技術なのか?
地山に挿入したロックボルトの抑止力・支持力により、斜面の崩壊発生を予防することを主目的とし、特殊構造の支圧板に締結した格子状のワイヤロープにより落石の予防も可能にした工法。 - 従来はどのような技術で対応していたのか?
吹付枠工+ロックボルト工 - 公共工事のどこに適用できるのか?
斜面崩壊対策工において、安定勾配を確保できず崩壊の恐れのある斜面に適用され、また、二次的に転石・浮石が介在する場合の予防工に適用される。
- 何について何をする技術なのか?
- 活用に当たっての留意事項
(設計上の留意点)
- 斜面の地形状況や土質を確認し、設計耐力および施工方法との照査を行う
- 転石・浮石の位置、数量、大きさを確認し、設計耐力および施工方法との照査を行う
- 立木の位置、大きさからロックボルト、ワイヤロープの設置に支障がないか確認する
- ロックボルト設置部の地質を確認し、使用するアンカーの選定を行う
- 斜面の位置、形状、勾配を確認し、必要に応じて足場設置、荷揚げ方法、第三者への安全対策等の協議を行う
(施工上の留意点)
- 作業中の落石から安全を確保するため、斜面下部に仮設フェンスを設置する
- 昇降階段の設置、安全帯を使用するための親綱設置、荷揚げ用策動の架設など安全且つスムーズな施工が行えるよう現場に応じた対策を取る
- ロックボルトの維持管理:ロックボルトの主要部分は通常目視できないため、補強された斜面に変状がないか把握する点検とキャップ付ナットとホールドプレートの腐食やゆるみ、破損がないかの点検を実施する。
- ロープ伏工の維持管理:ロープ伏工は荷重の作用する材料に腐食やゆるみがないか、アンカーを打設した地盤等が変状・不安定化していないか点検する。
- 適用可能な箇所
斜面崩壊対策工において、安定勾配を確保できず崩壊の恐れのある斜面に適用され、また、二次的に転石・浮石が介在する場合の予防工に適用される。
- 新技術概要説明資料
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このページに関するお問い合わせ
静岡県建設技術監理センター
〒421-0122 静岡市駿河区用宗1丁目10-1
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