上向きカメラ搭載型UAV及びひびわれ検出AIを活用した橋梁床版調査
- 登録番号
- 1784
- 評価結果
- レベル2
- 区分
- その他
- 新技術名称
- 上向きカメラ搭載型UAV及びひびわれ検出AIを活用した橋梁床版調査
- 副題
上向きカメラを搭載したUAVにて橋梁床版等を撮影し、画像からAIにてひび割れを自動検出する技術
- 従来技術名称
- 橋梁点検車による橋梁床版調査
- 問い合わせ先
株式会社建設コンサルタントセンター
054-345-2155- 概要
- 何について何をする技術なのか?
橋梁補修設計の橋梁床版調査に使用する技術。上向きカメラ搭載型UAVにより、床版の損傷を4K相当の画像で記録する。静岡大学と共同開発したAIにて、画像からひび割れを自動検出し、損傷CAD図を作成する。
点検車を使用せず安全かつ高精度に床版の損傷を記録。損傷図作成が省力化される。 - 従来はどのような技術で対応していたのか?
橋梁点検車により調査員が損傷状況をスケッチ、写真撮影していた。老朽化橋梁では、損傷図作成に多くの労力を要していた。橋梁点検車の使用に伴い、渋滞発生や事故リスク等の問題があった。 - 公共事業のどこに適用できるのか?
- 橋梁補修設計の橋梁床版調査。
- 点検員が近接困難な箇所での橋梁調査。
- 災害時等、緊急時の橋梁調査。
- 橋梁定期点検時のスクリーニング。
- 何について何をする技術なのか?
- 活用に当たっての留意事項
設計時
- UAV調査の適用性を検討する際には、現地踏査を行い、必要に応じてUAVの試験飛行を実施する必要がある。(GNSS電波の受信状況、障害電波や支障物の有無等、机上では確認困難な事項がある為)
- 4K相当の損傷画像が記録できるが、触診等は出来ないため、損傷調査や災害時の緊急調査への適用を基本とする。ひび割れ検出AIはコンクリートの色彩や明度により検出精度にバラつきがある点に注意する。
- 適用可能な箇所
- 現場条件:GNSS電波が受信可能。航空法の規制エリア外。飛行空間(約5m)がある。
- 自然条件:雨天不可、風速5m/s以下。
- 適用範囲
- 点検員が近接困難な橋梁。
- 老朽化が進む橋梁。
- 交通規制が実施困難な橋梁。
- 災害時の緊急調査
- 新技術概要説明資料
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このページに関するお問い合わせ
静岡県建設技術監理センター
〒421-0122 静岡市駿河区用宗1丁目10-1
電話番号:054-268-5004
ファクス番号:054-258-6030
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