セレクトコートさび鉄構造物リニューアル工法

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ページID1048095  更新日 2025年7月25日

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写真:セレクトコートさび鉄構造物リニューアル工法

登録番号
1799
登録番号(NETIS)
SK-220006-A
評価結果
レベル2
区分
工法
新技術名称
セレクトコートさび鉄構造物リニューアル工法
副題

錆除去不要、浮きサビのみを除錆処理後、残置の赤錆を安定な黒錆に錆転換・不働態被膜化して活用、化学的除錆と防錆を同時に施工する工法

従来技術名称
Rc-1塗装系
問い合わせ先

アルファペイント株式会社
03-6423-1390

概要
  1. 何について何をする技術なのか?
    ブラストなどのサビ除去を行うことなく、浮きサビ(層状サビ、こぶ状サビ)のみを除去後、残置の赤錆を安定な黒錆に錆転換、鉄素地/黒錆/塗膜の一体化・不働態被膜防食構造を形成し、腐食因子を阻止して化学的除錆と防錆を同時に施工するサビ鉄構造物等のリニューアル工法
  2. 従来はどのような技術で対応していたのか?
    Rc-1塗装系。ブラストなどを用いて素地調整を行う工法であり、1種ケレンが必要となる。
    なお、発錆が軽度の場合には、その程度に応じて、Rc-Ⅱ又はRc-Ⅲ塗装系を用いることもある。
  3. 公共工事のどこに適用できるのか?
    【鋼構造物等の塗替塗装工事】
    橋梁、スノーシェッド、鉄塔、水道設備プラント等の大型鋼構造物/防護柵、防音遮音柵、防雪柵、照明柱、ガードレール等の付帯鋼構造物/空港港湾設備、河川ダム設備、公園設備、津波避難タワー等の鋼構造物/立体駐車場、受電受水設備、鋼製屋根など鋼構造の建築物全般
活用に当たっての留意事項
  1. セレクトコートN-300塗装工
    発錆した鉄部に限定した部分塗装
    • 残存する活膜との重なり部分を含めて施工面積を積算
    • 標準施工量:発錆部面積
      30%150平方メートル、50%200平方メートル、75%250平方メートルに修正
  2. 中塗り補強工及び重防食上塗り塗装工
    自社製品又は他社製品仕様選択可
    1. 気温5℃以上、湿度85%以下で施工し、塗布面が雨などで濡れる悪天候時は施工不可。
    2. 容器の底から十分に攪拌、均質な状態の塗料を必要量を小出し、残余は容器に戻さない。
  3. 業務用充電式スプレーガンに水性強力錆転換剤を充填
    スプレーのように噴射塗装可能(道路パトロール時の簡易防錆施工や奥まった狭隘部に対する塗装に効果的)
適用可能な箇所

(適用できる条件)

  1. 片手で手動工具、刷毛、ローラーが取り扱える程度の作業スペースが必要である。
  2. 高所作業車バケット程度の作業スペースでも施工可能である。
  3. (特に効果が高い)高温多湿、直射日光が厳しい海岸付近で、塩害が激しい地域
新技術概要説明資料

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このページに関するお問い合わせ

静岡県建設技術監理センター
〒421-0122 静岡市駿河区用宗1丁目10-1
電話番号:054-268-5004
ファクス番号:054-258-6030
maetouroku@pref.shizuoka.lg.jp