在来植物による飛砂防止緑化工法はまみどりマット
- 登録番号
- 1724
- 登録番号(NETIS)
- HR-140023-A(~平成26年10月23日)
- 評価結果
- レベル2
- 区分
- 工法
- 新技術名称
- 在来植物による飛砂防止緑化工法はまみどりマット
- 副題
海岸砂地における再利用有機物を活用した植生基盤埋設工法
- 従来技術名称
- 静砂垣+砂草苗植栽工
- 問い合わせ先
グリーン産業株式会社
03-6801-5973- 概要
本技術は、飛砂発生源となる海浜等砂地において、植物の生育促進を図り飛砂の発生を抑制する技術である。はまみどりマットを埋設することで砂浜の生育環境が改善され、砂の中に含まれる埋土種子や地下茎等から緑化する。地域の植物による緑化であるため自然公園等への導入も適する。従来は「静砂垣+砂草苗植栽工」で植生導入が行われていたが、本技術のほうがより密な植生を形成し飛砂抑制効果の向上が期待できる。本技術は施工方法が単純であり従来技術に比べ施工性が向上する。公共工事では、海岸防災林造成工事(人工砂丘築造等)の飛砂対策工、漁港や養浜海岸における飛砂対策工、防潮堤工事における砂浜景観再生、堤防工事や河口掘削工事、風力発電事業における砂浜の植生復元などに適用できる。
- 活用に当たっての留意事項
- 計画地に植物が全く生育していない、埋土種子が無い等の場合は、海浜植物移植等の検討が必要。
- 採取する植物及び場所等については予め発注者と協議を行い決定すること。
- 採取箇所が自然公園区間内等に含まれている場合は、必要な手続きを行うこと。
- 強風等の影響で覆砂が失われる恐れがある箇所は、養生ネット等の使用を検討すること。
- 適用可能な箇所
- 海岸、河口部、火山灰土壌地などの貧栄養の砂地、砂土~砂質土
- 勾配は1:2.0以下で安定勾配であること(1:2.0以上は補助工を要する)
- 新技術概要説明資料
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このページに関するお問い合わせ
静岡県建設技術監理センター
〒421-0122 静岡市駿河区用宗1丁目10-1
電話番号:054-268-5004
ファクス番号:054-258-6030
maetouroku@pref.shizuoka.lg.jp