景観配慮型防潮壁「シーウォール」

ツイッターでツイート
フェイスブックでシェア
ラインでシェア

ページID1048263  更新日 2025年7月25日

印刷大きな文字で印刷

写真:景観配慮型防潮壁「シーウォール」

登録番号
1744
登録番号(NETIS)
CBK-100001-A
評価結果
レベル2
区分
製品
新技術名称
景観配慮型防潮壁「シーウォール」
副題

透明なアクリルパネルを用いた防潮壁

従来技術名称
コンクリート製防潮壁
問い合わせ先

SEAWALL推進協議会
078-222-4106

概要

防潮壁として、海沿いの地域を津波・高潮・洪水から守ることを目的としています。
主要部材に透明なアクリルパネルを使用しておりますので、景観性を低下させることなく防潮壁本来の性能を発揮することが出来ます。

  • 仕組、原理
    • アクリル板を拘束部材を伴った金枠で拘束し、枠一体構造となった本製品を切り欠いたコンクリート壁に据え付けます。
    • アクリル板は温度伸縮する材料なので、完全に固定してしまうと内部応力が発生します。その課題を解決するため、枠内部で温度伸縮を吸収できる構造としました。
  • 材料、施工方法
    • 超親水特殊加工アクリル板を始めとして、金枠はステンレス製、CRゴムによって水密性を確保しています。
    • 本製品は堤体側に据え付けるだけ良いため、施工難易度も容易で熟練工も必要としません。
活用に当たっての留意事項
  • 製品の設置位置(レベル・下げ振り・チリなど)
  • アクリルパネル表面、枠への傷
適用可能な箇所

適用条件

  • 現場条件:製品の搬入スペースと据え付け時の安全を確保する必要があります
  • 自然条件:吊り込み等に障害のない天候及び気温である必要があります

適用範囲

  • アクリルパネル1枚での最大開口:H3000mm×W8000mm
  • アクリルパネル1枚での有効厚:T30mm~

特に効果の高い適用範囲

  • コンクリート製防潮壁の天端を高く設定しなくてはいけない場所
  • 観光地や住宅地等で特に景観を重視しなくてはいけない地域
新技術概要説明資料

PDFファイルをご覧いただくには、「Adobe(R) Reader(R)」が必要です。お持ちでない方はアドビ株式会社のサイト(新しいウィンドウ)からダウンロード(無料)してください。

このページに関するお問い合わせ

静岡県建設技術監理センター
〒421-0122 静岡市駿河区用宗1丁目10-1
電話番号:054-268-5004
ファクス番号:054-258-6030
maetouroku@pref.shizuoka.lg.jp